ヒヤリ!トロ場でマムシとニアミス

ぴーさん

2015年08月25日 10:11

数日前の増水から減水傾向になった近くの河川へ。

年取ると、釣りながら移動の少ないトロ場に足が向く。(笑)

掛かった時の水底でのキラリと光る閃光が気持ちいい。

ポツポツ掛けていると、この場所の主的存在の我が師匠がやってきた。

何十年経っても師匠は師匠、「手前の石は釣ったか?」「馬の背を通り越して対岸ばかり攻めてるぞ」

「上飛ばしばかりしていると根掛かりするぞ」  などと、温かい指導助言の声か聞こえる。



そして、近づいてきた時に

「ここの辺りは、マムシが泳いで渡る通り道だから気を付けろ」との助言。


以前この川の上流部でトロ場で対岸から蛇が泳いでくるのを見つけ、一緒の仲間に声をかけたところ、

蛇嫌いの仲間が手で水をシャバシャバと掛けたら向かってきた蛇は「マムシ」だった。


そんな事も考えながら釣っていたが何となく嫌な予感。

折しも、近くの用水路から流れる草刈りの草や小枝が流れてきて嫌な感じもあったが・・・・。

沖に出ている目印を見ていた視線を右斜め上流数メートル先に移すと。

体をクネクネさせ鎌首をもたげながら、私に向って来る蛇を発見!

マムシと瞬時に分かるほど近い距離で、赤っぽい茶色に銭型の文様。50~60センチ。

とっさに。後ずさりしたところ、そのまま斜め下流にやり過ごせた。

ふと、また上流を見るともう一匹私の立っている筋に流れてくるマムシ。

ドヒエー!ダブル!

今度は川の中央に向かい逃げる。

これもまぎれもなく赤茶色の銭型紋で一匹目の後を追うように下り20~30メートル先で

葦と柳の木の藪に上陸した様子。

しばらく、鮎釣りの目印を見るどころではなく、右の上流側ばかりチラチラと気にしていました。

数日前のダブルタコに続きダブルマムシ!

当分の間は目印どころではなく辺りをキョロキョロの鮎釣りになりそうな感じです。

しかし、こんな経験滅多にないですよね。

私は大の蛇嫌い、山菜取りでも山菜より蛇を見つけるのが上手。

車から降りて、川までの歩きでもキョロキョロしながら歩きます。

しばらくはダブルマムシのトラウマが続きそうです。(マジ)



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